【不安解消】老後に理想的な住まいで過ごす方法【現役の作業療法士が解説】
こんにちは。sakanaです。
皆さんは自分や両親が高齢になった際の住まいの変更や終着地を考えたことがありますか?
僕は訪問看護という分野でリハビリを実施し、現在も多くの利用者さんの最期に直面してきました。
準備が整っていた人は綺麗な最期となりますが、何も準備していない場合、孤独死というケースもありました。
この記事を読んだ今から対策しておくことで、最悪のケースは防げると思います。読み終わるころには不安が少しでも解消できていれば嬉しいです。
【不安解消】老後を理想的な住まいで過ごす方法【現役の作業療法士が解説】
さっそくですが今僕が考えている理想の住まい、終着点はこんな感じです。
- なるべく自宅で生活→買い物、入浴が自力でできなくなる→サービス付き有料老人ホームに入所→状態悪化→病院に入院→死亡
厚労省2021の調査によると健康寿命(介護必要としない)は男性は73歳、女性は76歳です。ちなみに平均寿命は男性は82歳、女性は88歳だそうです。

つまり約10年間は何かしらの介護を受けながら生活することになりそうです。
老人ホームの費用はいくらかかるのか
僕の理想とするサービス付き高齢者向け住宅で10年間生活するには約3000万かかります。
月額25万×12ヶ月×10年=3000万って感じですね。
ちなみに老人ホームの種類についてはこちらの記事がおすすめです。
この月額はぶっちゃけかなり高いと思います。もし両親が老人ホームに入る予定があるのであれば、自分用に見に行っておくのもありですね。
僕の理想的な老人ホームの条件はこんな感じ
- 食事が美味しい
- 個人の部屋がある
- 麻雀ができる
- ガーデニングができる
自分なりにいくつか条件を決めてから調べ、見学に行ってみると良いと思います。
資料請求は無料なので関東の有料老人ホームをご紹介!【シニアのあんしん相談室】
こちらを参考にしてください。
3000万円は貯められるのか
いきなりポンっと3000万円準備できる大富豪は少ないと思うので、一番現実的な方法を紹介します。
・楽天証券または三井住友証券を開設する ・バランス型、全世界、SP500のいずれかのインデックスファンドを選ぶ ・毎月積み立てNISA枠で33000円積み立てる ・35年くらい放置する
いわゆる資産運用というやつですね。
30歳から毎月3万を年間利回り5%で回せば35年でこんな感じになります。
※楽天でシュミレーションしてみました。
約3400万なので余った400万で最後の入院費用も賄えそうです。 ※終末期医療費用は平均100万
しかしながら僕は投資のプロではないので他のブログやYouTubeで調べてみるのがよいと思います。
毎月3万積み立てが大変?
毎月3万の積み立てが大変という人には僕の家計簿を紹介します。記事を書いている現在は年収450万で妻(専業主婦)、娘の家族3人を養えています。毎月老後のために3万、子どもの学費のために3万積み立てているのでぜひ参考にしてください。

年収450万で家族を養う方法
作業療法士の僕が具体的に実践している節約術や家計管理、投資について紹介しています
妻の老人ホーム代はどうするのか
家族構成によりますが、僕の家は妻と娘の3人家族です。なので理想の老人ホーム生活をするには3400万×2人分が必要となります。
もちろん用意できれば一番最高なんですが、記事を書いている今の収入では難しそうです。 今副業で収入を上げるために頑張っているので、成果が出せれば2人分用意できるかもしれませんが…
万が一妻が先に老人ホームに入らなければいけない場合、妻に理想の老人ホーム生活をさせようと思っています。
せっかく準備してきましたが、おそらくこれが僕にとって一番後悔しない使い方ですね。
別の改善策として
・もう少し安い場所に2人で入る ・子ども独立後に積立額を増やす ・妻にパートに出てもらう ・副業を頑張る
こんな感じで考えています。今できることをコツコツ行い、20年後くらいにまた考えようと思います。
とはいえ子どもの意見も尊重する
僕のプランでは子どもに介護してもらう想定は全くしてないのですが、家庭よっては「介護したい!」と考えるお子さんがいるかもしれません。
それは素晴らしい親子関係を築いた結果ですよね。これをないがしろにするのはお子さんの意見を否定にすることになります。
お子さんが負担と感じなければ思いっきり甘えればいいですし、大変そうだなと思ったら老人ホームに入れる。という経済的余裕があればお互い精神的にも安心ですよね。
もし上手くいかなくても代替手段はたくさんある
日本は介護保険、医療保険サービスに加え、生活保護もあるので食いっぱぐれることはありません。
なのでとりあえず自分で頑張って
こんな感じで割と緩く考えて良いと思います。 実際僕が訪問リハビリで行っている人で生活保護の人はたくさんいるので。
自分の終着点を考えておくと不安がなくなる
政府が不安を煽っており、なんとなく老後が心配と思ってる人も多いと思います。
今回の記事を参考に今から老後の住まいについて考えてみてはいかがでしょうか。不安がなくなることで余分なお金は思う存分余暇に使うことができます。
この記事が人生楽しく過ごすための役に立てれば幸いです。
質問がありましたらこちらにどうぞ。
返事が遅くなったらすみません。